「吸う」と「吐く」のバランス

頭が切れ、弁も立つ人は、ともすると会話の場面でも一人でどんどん話を進めてしまうことがあります。一見雄弁ですが、聞くことを忘れてしまっているため、コミュニケーションが成立しづらくなります。

一方、それとは正反対に「話すのは苦手だけど、聞くのは得意」という人もいます。人の話をひたすら黙って聞く一方という人です。この場合、聞き上手とはいえますが、意思が相手に伝わらず、コミュニケーションが進展しにくくなります。

話すのと聞くのは一対のもの、表裏一体のものです。「話す」と「聞く」、どちらかが欠けると、意思疎通は途切れてしまいがちになるのです。

「会話は、呼吸に似ている」と言われます。「話すだけ」「聞くだけ」では会話が成り立たないのと同じで、呼吸も「吐くだけ」「吸うだけ」では持続しません。苦しくなって倒れてしまいます。

とくに現代人は「吐く」ことを忘れがちだとされます。吸うことに意識が向きがちで、吐く呼吸は短く途切れがちなのです。

呼吸のバランスの崩れは、自律神経に影響を与えます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、このうち交感神経は吸う息と関係が深いとされます。交感神経はストレスを感じているときに活発になりますが、交感神経が優勢な状態が続くと、血管が収縮して体が冷えやすくなります。現代人の体が冷えやすいのは、このメカニズムと関係があるとも言われています。

そこで、「吐く」息に意識を置いた呼吸法を行えば、副交感神経にスイッチを切り替わり、交感神経に偏りがちな自律神経のバランスを整えることができます。副交感神経はリラックスモードの神経ですので、安眠や疲労回復にもつながるでしょう。

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